田原公民館で馬場利子さんの講演会始まりました。
いつもブログをUPしてくれるスタッフが忙しいので、代理人がちょっとずつ内容を紹介させていただきます。
「静岡は汚れているが過酷ではない」という状況だそうです。先週の木、金曜日あたりに静岡方面へ放射性物質がたくさん流れてきたようで低線量被曝の症状(大人:風邪、花粉症みたい 子ども:目や皮膚がカユイなど)が現れた人が多かったみたいです。
こんな症状が出た時は、薬で治そうとしないでリンゴのすりおろし(子どもの頃、風邪ひくとお母さんがスリスリしてくれたよね〜)などペクチンを含む果物を食べて排出するのが良いとの事でした。(リンゴは皮ごとがいいんだって〜!でも、無農薬の物ってなかなか手に入んないし…と思っていたら、馬場さん一言「今は無農薬でなくても3回洗えばよしとする時期」ですって。よし!今日から我が家のリンゴは皮つきに決まり!!)
とにかく、出すことが大事!便秘はいけません。
「私の体は要らない物を出す」という強いイメージを持ちましょう。子どもには、「そんなの食べちゃダメ!」と言わないで「体からいらなくなったものをしっかり出すために○○○を食べようね♡」と体が喜ぶ食べ物を教えてあげてくださいね。
今回の福島原発の事故ではチェルノブイリの事故より多量の放射性物質が出ました。でも、国立環境研究所の報告では「日本は地形的に恵まれているので、陸地に残ったのはヨウ素が13%(これは、もう心配しなくていい)セシウムが22%。」となっています。
セシウムは粒々のまま大気圏にもいっているので、雨となって降ってくることもあるそうです。
雨に濡れないように注意しましょう。
放射性物質が溜まりやすい場所は、排水溝や雨どい、そして腐葉土。
馬場さんは、自宅前が小学生の通学路ということもありこれらの場所を一生懸命お掃除してくれたそうです。土には水をたっぷりかけて洗い流すと良いとのこと。でも、放射性物質は掃除をしたらなくなるというわけではなく、場所を移動しただけ…最終的には海にお任せるしかないのです。あぁ…全ての生き物さん、ごめんなさい。
馬場さんが静岡のプラムフィールドで毎月行っている意見交換会「放射能を話そう」で海外から来ていた若いママが言いました。「放射能が危ないという事は分かっているが、まだ不透明な部分も多い。それに比べるとここの排気ガスの方が危険度がはっきりしている。こっちを先にどうにかしたい」(本当に私も静岡駅前のバスターミナルでの待ち時間、排気ガスのひどさに辟易しました)そうなんですよねぇ。放射能さえ消えれば安全かと考えれば、そうではないのです。排気ガスもそうですが、放射能と同じように私たちの遺伝子に影響を与える殺虫剤、除草剤などの農薬や環境ホルモン作用のある化学物質を使った製品は、暮らしの中に溢れています。これらも私たちが健やかな命を繋いでいくのを脅かすものですね。
でも、農薬や化学物質なんていうと「ウチとは関係な〜い」って思っちゃいませんか?気付いてないだけ、どこのお宅にも必ずあるんです。まずは、衣類の防虫剤、そして蚊やゴキブリ退治の殺虫剤、赤ちゃんにまで「シュー」とやっちゃう虫よけスプレー、トイレの芳香消臭剤、プラスチック容器などなど数えたらキリがないくらい。
さて、馬場さんの話しはこれからここ数年子どもたちの病気(アレルギー、アトピー、肥満など)発達障害(自閉症、学習障害、多動性障害など)先天異常(ダウン症、尿道下裂など)などが増加していることに対して国が取り組み始めた大規模な全国調査について続きます。「放射能」と同じくらい皆さんに知ってほしいことなのです。
が…すみません、眠くなってしまったのでまた明日!
今日も温かいベットでぐっすり眠れることに感謝します。
皆様も良い夢を見てくださいね〜。