被災地からのガレキ受け入れに関する要望書を磐田市へ手渡した時の報告をします。
まずおっしゃった事は、「今回受け入れるのは災害廃棄物であり放射能廃棄物ではありません。」という事でした。
「ガレキは、倒壊した家屋の柱材がほとんどで、しっかり分別できている」そうです。
それから、「現在、磐田市のゴミを焼却すると300ベクレル位の汚染値が出ています。」と…
これは、8/24までに環境省に報告された「16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果」です。
この報告書のP13に静岡県の情報が載っています。
これを見ると磐田市のクリーンセンターの焼却灰を7/7に測定したことが分かります。
結果:飛灰331Bq/kg、主灰55Bq/kg、溶融スラグ(砂状で再利用して土木工事で使うそうです)55Bq/kgとなっていました。
現時点での汚染値は分かりません。
ある市議さんは、ごみ対策課から「大槌町のガレキの汚染値は0で、山田町は磐田市よりも低い値だ」と説明を受けたということでした。
この数値がはっきりしなかったので今日ごみ対策課へ確認したところ、大槌町は不検出(検出限界2Bq/kg)、山田町は13.2Bq/kg(県の測定)という事でした。
磐田市の焼却場で山田町のガレキを処理すると計算上では、飛灰439.56Bq/kg、主灰66Bq/kgとなります。
また、「磐田市では年間90トンの受け入れが可能で、この量だと一日軽トラック1杯くらいの量です」との事でした。
ごみ対策課では、「磐田市では現在9000トンの余裕がある。知事がガレキ受け入れに関して1%協力しようという事だったので、90トンという数字が出ている。これでは少ないからもっと受け入れて欲しいという要望が出たらそれは可能」と言っていました。クリーンセンターは年間350日稼働しているそうです。
私たちの要望への回答がもらえるか今、確認中です。
文書でもらえたら、またお知らせしますね。
それから磐田市の7/7の測定値ですが、これは汚染度が高いのか低いのか私たちには分かりません。
事故以前の数値が分からないから比較できないのです。
そこで、静岡放射能汚染測定室のアドバイザーである京都大学の河野益近氏に聞いてみることにしました。
この件もお返事をもらったら報告します。
【緊急】 九州地方,四国・中国・近畿・中部地方,
西日本地域内の各県・各市町村による
放射性物質・有害化学物質・放射能汚染瓦礫・
汚染物受け入れ,断固反対! の意をお願い致します
【各県の連絡先記載】
http://mimislifestyle.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
私達の最後の食の砦を死守しよう!
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