H21.1.5(火)新年早々の親子クッキングをしました。
天然酵母パンとマクロビオティクランチに挑戦!講師は
マサ・クチーナ・クラッセの権田先生(浜松市)です。幼児から小学5年生までの子供15名と母親9名、計24名でクッキングを楽しみました。
パン作りはこねたり、たたいてのばしたりの行程が子供達に好評で小さな手に生地をいっぱいくっつけてやっていましたね。果たして、これで無事パンになるかしら?と心配したのですが、こんがりきつね色に焼け、いい匂い。おいし〜くできあがりました。
油脂や卵が入っていないシンプルなパンです。小麦粉はポストハーベストの心配がない北海道産を使いました。(輸入小麦粉は、ちょっと心配ですものね)
市販のパンに入っているイーストフードは食品添加物です。この中に入っている臭素酸カリウム(小麦粉改良剤)は、発がん性がある事が確認されています。イーストフードの入っていないパンを選びましょうね。
マクロビオティクランチでは、
玄米人参混ぜご飯、ダシを使わない!重ね煮のお味噌汁、大根切り干し中華風サラダ、はっさくのゼリーを作りました。
「混ぜご飯」では、6人でひたすら人参を線切りにしました。大きなボウルに山盛りの人参、これ全部入れるの〜?って感じでしたが油揚げと一緒にゆっくり炒めて醤油で味付けしただけなのに、すごく甘くてびっくり!これを玄米ご飯に混ぜ、上に線切りにした海苔とインゲンをのせ出来上がり!彩りもきれいで最高に美味しいの。ウチの娘はなんと4杯もおかわりして食べていました。
「重ね煮の味噌汁」は、マクロ的にお鍋の中に陰性なものから順に重ねて行きます。こうすると、地上にできる野菜の上へ行くエネルギーと地下にできる野菜の下へ行くエネルギーが混ざり、お鍋の中に宇宙ができるのだそうです。
まず、白菜やキャベツ等を鍋の底に置き、その上に里芋(皮をむかずに使いました)、ごぼう、大根等を重ね、一番上に味噌をのっけて水を入れ蒸し煮にしました。野菜が煮えたらまた水を加え、味噌を溶いて味を整えます。
野菜の旨味がつまった美味しく元気になれるお味噌汁でした。
子供達に大好評だった
「大根切り干しの中華風サラダ」、切り干しに水と梅酢を吸わせて戻し、他の野菜と一緒に半ずり白胡麻、ごま油、醤油で和えました。隠し味のメープルシロップでやさしい味になります。切り干しの歯ごたえがたまりません。すぐに子供達からリクエストが出て夕べ作りました。
「はっさくゼリー」は、葛を入れたので少し柔らかめのゼリーに仕上がりました。寒天だけより口当たりがいいです。さっぱり、美味しくてお腹いっぱい食べたのに、またぺろっと食べちゃいました。
今回の食材は、先生が
有機野菜や安心して食べられる食品を選んで下さいました。有機野菜を使ったからこそ皮も捨てず、そこに含まれる大切な栄養素を頂く事ができました。感謝ですね。(お陰でゴミも少なくてすみました)
農薬を使ってできた野菜では、厚く皮を剥かないといけないから含まれる栄養分や味がちがってきてしまうのでしょうね。子供達が食べる給食の食材は、どうなっているのかな?…
先生から、子供達へは車模様の巻き寿司、ママ達にはクルミとレーズンのパンのお土産も頂きました。身近な素材できる美味しいお料理を丁寧に教えて下さり、ありがとうございました。
「お料理する時はゆったりした気持ちで、やさしく材料を扱って、ゆっくり箸を動かして炒めたりするといいのよ。」先生からのアドバイスです。
「パパッと簡単!」「スピーディー」が求められている現在ですが、
「ゆっくり」の中に価値を見つけ、丁寧に生きていきたいですね。