3月のおしゃべり会の報告

やえもん

2013年03月09日 20:00

3/7(木)豊田コミュニティセンター2F和室で「ちょっと気になる放射能おしゃべり会」を開催しました。
この日は、磐田の渡部市長さんが参加してくれました。
市長さんが来ることは急遽前日に決まったので、うまく広報できずにごめんなさい。
来たかったけど仕事で…とか、予定を合わせられなかった方々がたくさんいたんですよね。

この日は、母親目線で行政へのお願い「こういう所がこんなふうになったらいいな〜」「こんな事にも取り組んで欲しいな〜」ということを市長さんへ伝えさせてもらいました。
その時話したことを共有させてください。

<お話した事>
1.学校給食の放射性物質検査について
磐田市では、「当日調理する野菜等を検査します。検査結果は、給食提供前に各施設へ報告。基準値(100ベクレル)を超えた場合は、その食材が含まれる副食は提供しない。牛乳、主食及び基準値を超えた食材が含まれない副食を提供しする。」となっています。
検出限界値は、セシウム134と137でそれぞれ20ベクレル。
今までの検査では全て不検出なので、検出限界値を超えたら提供しないで欲しい。
浜松市では、検出限界値も低く(一桁)少しでも検出されたら提供されないようになっている。浜松市の検査結果も活用して食材を選んでもらえたら嬉しい。

2.通園、通学路に津波から身を守れる場所がない
磐田市南部に住んでいるママから、幼稚園は自由に選べるので自宅より北にある私立の幼稚園を選ぶことができたけれど、小学校は自宅より南にあり、津波のことを考えると不安になる。

3.教育施設の化学物質対策について
娘が通う学校の体育館でワックスの塗り替えがあった。その後、体育の授業を体育館で行ったさい、揮発性有機塗料の臭いで体調不良(吐き気、頭痛、微熱など)になり、この日は早退。その後体育館で行う体育の授業には出られなかった。学校へこの件でTELし、娘の症状を伝え工事後に残留している化学物質の濃度を測っているかと尋ねたら、「国が指定しているフォースターの製品で教育施設に使用するのに適応した物を使っているので測っていない」という返事。最近、武道場が建てられたが、その建物に入っただけで眩暈がしたと言っている。
シックスクール対策として「室内空気中の揮発性化学物質濃度測定」検査をして欲しい
静岡市の北部体育館では、ワックス塗り替え作業後に測定したら、基準の製品を使っていても数値が高く、施工業者の負担で換気扇がつけられたという事例もあるとの事。
測定は、保健所に頼めばすぐにやってくれると聞いた。

市長さんからは、自分の子ども時代のことや今の社会の問題点。
これからもっと、子どもたちの教育に力を注いでいきたい、という話しを聞きました。
放射性物質に対する考え方や被災地のガレキ受け入れの問題などは、ちょっと分かりあえなかったけれど、最後におっしゃった「子育てに一番大切なのは、『夫婦仲良く』ですよ!」という言葉…これは、同感です。
次の会議の間をぬって来てくださり、ぎりぎりの時間までお話ししてくれました。
気さくな雰囲気で「こうやって話す事って大切ですね」と私たちの話しにしっかり耳を傾けてくださって感謝です。

市長さんがお帰りになってからじきに私の所へ電話がありました。
「学校給食のことと体育館のことはすぐにやりますからね」と…
素早い対応、嬉しかったです。
ありがとうございました。


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